アナリティクス

2016年8月31日水曜日

新潟県糸魚川海岸へ翡翠を探しに石拾い |思い出その三|

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石の人

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Toumo

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石拾いの旅|新潟県糸魚川海岸





2015年9月21日。

一回目の石の旅は失敗、二回目は石の聖地で石拾いの洗礼を受けるという、悲しい結果に早くも挫折しそうになっていた。 ああ、石拾いってこんなもんなのか、、。

しかし前回書いた通り、会社のデザイナーEから御前崎のしぶいandクールな石を見せつけられている。ん〜、かといって御前崎に行くのもしゃくだしなあ。。

このままじゃいかんと日本全国の石拾いスポットと拾える石を紹介している本を購入した。
パラパラと読みながら石に思いをはせる、、。(またどこかで紹介します)

今日は東京のデザイナーKとSと一緒に旅行に行こうと約束をしていた当日。
前日から半強制的に石拾いツアーにしてしまおうと考えていた。
石拾い出来るスポットってきれいな海が多いからそんなに嫌な顔はされないんだよね、、。しめしめ。

東京からそこそこの距離で石が拾える海岸を、石の本で探すと、、。
青森、遠い。福井、遠い。静岡、伊豆は行ったし御前崎はなんか気が向かない。ほかに石が拾える海は、、新潟、、。
新潟!!

そして拾える石は、、、、。翡翠!
ヒスイ!?恥ずかしながら聞いたことはあっても、ヒスイがどんなものなのか分からなかった。
ということで、会社のデザイナーEに聞いてみた。

なになに、瑪瑙と同じくただの石ころとはちょっと違う、少し価値のあるものとな。基本は緑。
なるほど、、。恐ろしく浅い情報。

おもしろそうやないか。2回の失敗を挽回すべく、新潟の糸魚川海岸、通称ヒスイ海岸に目的地を決定した。

当日。
デザイナーS、まさかの高熱。そんなことあるの。いきなり2人旅になってしまい、ちょっと不安。
とりあえず電車に乗りますか、、。
東京駅から糸魚川駅までは新幹線で一本。驚いた。なんだか田舎っぽいと思っていた糸魚川駅に、新幹線が止まるなんて!

石拾い 海 新潟県糸魚川海岸

糸魚川海岸akaヒスイ海岸に到着〜。おつかれー。もう夕暮れー。

ひとまず海チラ見して民宿まで歩いて荷物だけ置いて夕飯の時間だけ聞いてすぐに海岸へ向かった。

ダダダダダダダダダ!!!!

早くしないと!早くしないと!暗くなると石がまったく判別できなくなってしまう。拾え!拾え!とりあえず気になった石は片っ端から拾ってしまえ!
、、、。

おやおや、、。
なかなかどうして、、。
よさげな石ころがたくさん落ちているじゃないの。
基本丸っこくて、手で握れるサイズくらいのやつ。結構短時間でいくつも拾った。

石拾い 海 新潟県糸魚川海岸

あっと言う間に空がオレンジ色に染まってしまった、、。もう石はほぼ判別できない。
でもなんと美しい夕焼け。このあたりは、日本一夕日が美しい海岸らしい。夕日に日本一とかあるのか?と思っていたけどこれを見たらまあ納得。

石拾い 海 新潟県糸魚川海岸

海に濡れた石が輝きだす。キラキラキラ〜。

石拾い 海 新潟県糸魚川海岸

キラキラキラキラキラ〜。

水に濡れるだけで石拾いはベリーハードモードに突入するのに、オレンジ光に輝く効果のせいでもうなんもできません。まあ一応拾うけどさ。

石拾い 海 新潟県糸魚川海岸

しぶとく暗がりの中石を拾ってたけど、あーもう無理だ。完全に日没ー。
それにしてもきれいな夕日だったなあ。
民宿かーえろ。


海で拾った石|新潟県糸魚川海岸

石拾い 海 新潟県糸魚川海岸

新鮮魚の夕飯を食べたら、部屋に戻って石ころたちをずらーり。
なんだか今までで一番それっぽい石感を放っているような、ただの石ころのような、、。そういえばヒスイは、、?
→いままでに拾ったいろいろな石

実は、ヒスイがどんなものかあまり調べずに石拾いに行った愚かものども。
というか、そもそもあんまりヒスイとかそういうの興味なかったし。
いや、ちょっと期待してた。
キラキラした緑色の宝石のような石が海岸に転がっているんじゃないかって。

よく調べてみると(googleで一発)まずヒスイは基本白色で落ちているらしい。。※もうそこで見当違いやんけ。
そんでもって中身がきれいな緑色だったりするらしい。でもそれは割ってみないと分からない。ぱっと見はただの白い石ころなんだって。見た目よりも持った印象が重いみたい。へー。
まあ明日、他の海岸に行くので、次はヒスイが拾えるかなあと薄い期待を持って寝ることにした。おやすみ。



次回思い出その四、富山県朝日町はもう一つのヒスイ海岸!?どういうこと?




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石の人について

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今回の石の人のおすすめ

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おすすめの石の本

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2016年8月28日日曜日

石の聖地、静岡県菖蒲沢海岸で石拾い |思い出その二|

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石の人

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Toumo

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石拾いの旅|静岡県菖蒲沢海岸


石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

2015年8月29日。

串本の石拾いは失敗に終わった。
あの日以来、次は絶対失敗できないとずっと計画を練っていた。
本当は車で海岸を探すのがいいんだけど、いろいろあって使えないので、電車で行けそうな石スポットを探していた。

ある日、静岡出身のデザイナーが『伊豆半島に石拾いの聖地があるらしいですよ』と言い出した。

石拾いの・・聖地・・だと?そんなもんあるのか。

まあいいか、あてもなく行くよりはましか。嘘だとしても目的地が石の聖地ってだけでテンションはあがるもの。
というわけでひとまず、熱海へ行きそれから黒船とかいう謎の電車に乗って東伊豆を南下することにした。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

さよなら熱海。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

電車の旅ってなーんかいいね。河津駅へ出発。

ガタンゴトンガタンゴトン。
ガタンゴトンガタンゴトン。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

1時間くらいで河津駅に着いた。駅から少し歩くとすぐ海が。石もあるやん!
でもここは菖蒲沢海岸ではない。落ちている石もザフツーノイシ。この程度で聖地であるはずがない。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

自然に囲まれた、ええ町やな。2〜3月あたりは河津桜という早咲きの桜で有名みたい。まあ僕の場合は花より団子、団子より石ころ。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

街のオフィスでデザイナーやっていると、自覚なしに身も心もすさんでいくもの。海や木々を見ると安らぐ。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

家の前のたぬき。こういう故郷感も好きだなあ。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

遠くに船。

・・・菖蒲沢海岸まで、歩くと結構距離があることに気づく。しかも、ひたすら坂道を上る。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

木々の隙間から、下の方に海岸が見えてきた。でも降りられない。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

木には謎の実がなる。僕は石の次に実が好き。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

緑が濃くなり、なにやら聖地が近づいている感じがしてきた。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

どこで海へ降りたらいいのやら、行ったり来たり、どうやらこれは海岸への立て札を見つけ、車道から分かれた細い急な坂道を歩き、ようやく海岸に着いた。
石、石、石は、、。


石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

ええやんけ。色とりどりの石が水に濡れてきらきらしている。
さあ拾うぞ!

僕はせっせせっせと石を拾い始めた。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

がんばれ〜。ゴロニャー。猫も見にきた。エサをやる人がいないせいかちょっとやせている。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

いい、いい、いいんだが、、。
一向にこれだといった石が拾えない。
なぜだ!なぜなんだ!こんなにすばらしい石がたくさんあるのに。
形がしっくりこない、色も乾くと違う。海岸全体で見ると魅力的な石ころが、手に取って単体でみるとなんか違う。
後々いろんな海岸で拾ってみてわかるのだけれど、菖蒲沢海岸の石は難易度が高い。
ああ、またしても失敗に終わるのか。前よりはましだけど、、。
あまり海岸自体が大きくないので、一通り歩いてチェックして、気になる石は一応拾った、、。
日も暮れてきたので帰ることにした。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

さよなら菖蒲沢海岸。さよなら猫。


海で拾った石|静岡県菖蒲沢海岸

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

さて今回拾った石たちはどうか。中で一番大きい石は石英。穴ぼこがあいていて、小さい水晶の赤ちゃんが詰まっている。
これも後にわかることなんだけど、この海岸は瑪瑙が沢山落ちている。というか、瑪瑙だらけ。
※石英や瑪瑙ってのはgoogleで調べてみてください。僕も詳しくは全然わかりません。またいつの日か石をピックアップして詳しく説明する時が来るかもしれません。来ないかもしれません。(→いままでに拾ったいろいろな石

石拾いの聖地に足を踏み入れ、洗礼を受けた気分だった。

石拾い 海 静岡県菖蒲沢海岸

それではみなさんごきげんよう。


次回は、石拾いの先人たちの本をGET!  確かなスポットで石拾いが始まる。




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2016年8月20日土曜日

初めての石拾い、和歌山県串本の海岸 |思い出その一|

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石の人

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Toumo

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石拾いの旅|和歌山県串本の海岸

石拾い 海 和歌山県串本

2015年8月9日。

会社のデザイナーEに石(静岡県御前崎)を見せびらかされてから数ヶ月後、
初めての石拾いの旅が始まる。
 

旅先には何のあてもなかったけれど、もともと前から行きたかった(乗りたかった)海沿いを走るJR紀勢本線で、紀伊半島最南端の串本へ。
基本は普通列車。何度か乗り換えて5時間程かかる。死ぬ。
でも景色はきれい。とてもきれい。電車ではなくディーゼル気動車。
エンジン音。汽笛。古ぼけた旋風機。なんだかもう串本に着く前からかなり満足していた。
しばらくすると海っぽくなってきた。石や石や!海の石や!

石拾い 海 和歌山県串本

と思ったが、海岸はまだ見えない。いい風景だね。

石拾い 海 和歌山県串本

おおお、いきなり海が近い。
線路の隣が海やんけ。時化たらどうすんの。
石、石は、、なんかあるような、ないような。降りたい。電車から飛び降りたい。

とまあなんだかんだで串本に着いた。もう空は薄暗くなっていた、、。

取れ立て鮮魚のおいしいお寿司や、泊まったホテルの部屋に貼ってあった謎のお札の話は、また今度。
そしてぐっすり眠って翌朝、ついに石拾いのため海岸へ向かう。

石拾い 海 和歌山県串本

おおお、海や。きれいや。とてもきれいや。そんな海にはきれいな石が、、
石、、えーと、石石、、石。 え、石は?

石ないやん。

石拾い 海 和歌山県串本

きれいや。
でも石ないやん。

石拾い 海 和歌山県串本

ないやん。

家族でビーチコーミング。微笑ましい風景。

石拾い 海 和歌山県串本

そして別の海岸へ。
石ないやん。

石拾い 海 和歌山県串本

きれいな海だね、、。

石拾い 海 和歌山県串本

石もないしお腹が空いたので昼食を食べよう。

石拾い 海 和歌山県串本

いいね。落ち着く雰囲気だね。
このお店、マグロの漬け丼で有名だそうな。
美味美味。

海で拾った石|和歌山県串本の海岸

石拾い 海 和歌山県串本

ああ。
これにて第一回石拾い終了。

ってあれ?家に帰ったら石持ってるじゃない。そんなバカな。
実は二カ所目の海岸で少しだけ拾えた。初石GET。
でも小粒で豆っころみたいな石ばかり。
(のちにそれはそれで
石の魅力の一つになるのだが。)
今回は石拾いというよりもディーゼル気動車や車窓からの景色が楽しい旅だったなあ。
帰りは串本から大阪の方へ向かい、ぐるっと紀伊半島を一周した。
電車の乗りすぎはすごく疲れるし、石がどの海岸に落ちているのか全く分からない初心者は、車で探すべきだと思い知らされた。
→いままでに拾ったいろいろな石

石拾い 海 和歌山県串本


さよなら。



次回は、石の聖地と呼ばれる、静岡県菖蒲沢海岸に早くも挑戦。




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