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石の人
Toumo
石拾いの旅｜島根の海
２０１９年１１月２３日。
３つ目の、石拾いができそうな海岸を目指して、また車に飛び乗る。
今度は、そう簡単に辿りつける海岸では無いらしい。少し離れた住宅地に車を停め、歩いて海岸を目指す。
TADA「こっちかな。」
すたすたすたすた。
すたすたすた。
な、なんですかあ。この穴は、、。
弁慶の潮掻き穴と呼ばれているらしい。
なんだかとんでもない所にやってきた。
坂をどんどん登る。
TADAよ、ちょっとまってくれ。
坂の上から見た風景。
写真ではなかなか伝わりづらいが、見晴らしがとてもいい。
何やら岩？の先っぽが見えてきた。わくわくする。
おおお、すごい、すごい風景だ。
切り立つ岩、断崖絶壁。こんなところに石があるのか。
そもそも海岸に降りることはできるのか。
何を隠そう僕は高所恐怖症だ。この先どんな険しい道のりがあるのかどんどん不安になってきた。
美しい自然。道中、写真を撮りまくってしまう。しきりに立ち止まるのでなかなか前に進まない。
さっきの穴を、裏側からみた景色。
ぴかーーーーっ
壮大だなあ。 こんな場所、一体どこから海岸に降りるのだろうか、、。
とか考えているうちに、TADAはどんどん進んでいき、見失った。
ちょちょっと待てよ。
一体どこへ行ってしまったというのだTADA。
いったいどこへ、、。
写真では全く伝わらないが、恐らく下の海岸へ続く、とても急な坂がある。まさかTADAはこの坂を降りて、、、。
え、TADA、大丈夫だよね？
念のため、もう一度言っておく。写真では全く伝わらないが、非常に急な坂である。一体どこへ、、。
福岡での石拾いを思い出す、、。
（思い出その七 〜福岡県遠見ヶ鼻、石拾いの戦い２日目〜）
TADA、、。
今までの数々の石拾いの旅、楽しかったよ。
ありがとう、TADA。
TADA「おう。」
TADA！！
どうした。本当にいなくなったかと。
TADA「下の海岸まで行ってきた。」
何！まさか、、。石、石はどうだった。
僕も行こうかな、、！
TADA「その靴で行くのはやめたほうがいいな。」
僕が履いていた靴は、コンバース的な靴。
TADAの靴は、登山用。
いつものごとく石拾いへの意気込みの違いが顕著に現れている。
ぐぐぐ、、、、。
TADA「滑って死ぬぞ。」
やめます。
TADA「いい石なかったしな。」
そうなんだ、、。
いやいや、すんごい場所だったが、石はまたしても無かった、、。いつになったら拾えるのだ、島根の石。
（→いままでに拾ったいろいろな石）
TADA「見晴らし良いな。」
そうだね、、。
次回は、
引き続きTADAと島根の海岸巡り。
ようやく石拾い成功？夕焼けの島根も美しい。
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石を求めて旅に出た。
孤独と不思議と癒しが織りなす
石と海の思い出日記。
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