アナリティクス

2019年11月25日月曜日

石拾いの価値は |石世界|

石の人

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Toumo

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石拾い

石拾いってなんだ。
人はなぜ石を拾う。人はなぜ石を拾わない。



こんなにも素晴らしい石が、無価値。少し寂しい気持ちもあるが、価値が出たら拾えなくなるから無価値のままでいてくれ。何に価値が見出されるか予測のつかない時代、少し危機感を感じている石の人。



しかし石に価値は出ないだろう。なぜなら石は宇宙に無限にある。特定の物質ではなく、石とは物質そのものであり、混沌としたものの奇跡の堆積である。一つ一つは唯一無二で美しい。にも関わらず無価値とは素晴らしい。石拾いはリアルなユートピアなのかもしれない。

私も始めた頃は、いい歳して石拾いなんて、、と後ろめたさを感じながら拾っていた。今となっては、心の石耐性ができつつある。みなさんにも、自分の心をごまかさずに石拾いをしていただきたい。しかし、石拾いは少し忍んで拾うくらいが丁度いいという噂もある。

つべこべ言わずに好きなら、好きなように拾えと言われるかもしれない。石が本当に好きなのかと聞かれることもある。しかし石に対して、ここまで思いを巡らすことができるのが、また面白い。それこそが石拾いの真骨頂。

石を拾いたいという衝動は、紛れもなく人間であることの証なのだ。



→いままでに拾ったいろいろな石






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石拾いが趣味になっていた。

石を求めて旅に出た。

孤独と不思議と癒しが織りなす

石と海の思い出日記。

アーカイブページは下記より。

石と海


2019年11月16日土曜日

異国の石の趣は。インドネシアの海岸でこっそり石拾い |思い出その四十と四十一|

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石の人

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Toumo

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石拾いの旅|インドネシアの海

インドネシア 石拾い

2017年4月22日。

異国の海にいる。
384もいる。有給休暇を取ってインドネシアのバリ島に旅行、2日目の朝だ。
前の僕なら、観光地を巡って、海を泳いで、おいしい物を食べて、お土産を買って帰っていただろう。満足だ。実に満足な旅行だ。

しかし、僕は石の人となってしまった。
海と聞いて石を拾わずにはいられない。
正直384はインドネシアで石拾いをする気はないだろう。
その時間、観光にあてたいだろう。

仕事多忙な中、転職のタイミングでやっと旅行に行くことが出来た384に、石拾いのために時間を裂いてもらうのは、さすがに申し訳ない。僕は、旅行中にこっそりと石を拾うことにした。
ちなみにバリを案内してくれるのは、384の友達の友達、現地ガイドのSGCだ。


インドネシア 石拾い

これから船に乗って、レンボンガン島に向かう。町を散策したり、海でシュノーケリングをする予定だ。
SGCとは一旦お別れ、レンボンガンガイドと出航。
(ちなみにこの海に石は、、。砂浜か。)

インドネシア 石拾い

船から見た景色。とても綺麗な海だ。新潟の海、福井の海、青森の海と日本の美しい海は数々見てきたが、さすがはリゾート地、派手にブルーな海だ。
(石は、、。石はどこだ。

インドネシア 石拾い

レンボンガン島に到着。一通り町を散策した後、海岸に出て昼食を食べた後、少しここで休憩。384はデッキチェアで昼寝をしている。
(僕はその隙にこそこそ石拾い。)
(こそこそこそ〜、石ころ〜〜〜。。)
(砂だ。)

インドネシア 石拾い

美しい風景。海と空。
(だがここに石は無い。)
シュノーケリングの為に、他の海岸へ向かう。

インドネシア 石拾い

ぷかぷかとシュノーケリングを楽しむ384。防水iPhoneで写真もやたら撮る。海は透き通っていて、結構深いが底まで見える。
(すかさず石を探す。)
(ころころころ〜。)
(さすがに無理か、、。)
(いや、諦めるな、、!できるだけ浅瀬へ、できるだけ浅瀬へ、、!石の場所へ、、!)
レンボンガンガイドが僕を呼ぶ。「ダメダメ!コッチニキテ!チームカラハナレナイデ!
(ぐっ!石を、、石を拾わせてくれ!)
(手よ、、手よ届け、、!
(おおおおおおおおおおお!)

シュノーケリング、終了。

インドネシア 石拾い

高台から見た景色。素晴らしい、海と自然と町並み。
(でもなんだか、石拾いって感じではない。なぜだろう、少し石はあるのだが。日本の海との風情の違いだろうか。)

しばらくして、バリ島へ戻ることに。


海で拾った石|インドネシアの海

インドネシア 石拾い

これが、レンボンガン島でこっそり拾って、持ち帰った石。
火成岩が多いのだろうか。

インドネシア 石拾い

寄りのカット。むむむ、、。なんと言って良いのだろうか、
ゴツゴツ、ガサガサした石たち。石ころ〜ころころ〜な石ではい。
→いままでに拾ったいろいろな石




石拾いの旅2|インドネシアの海

インドネシア 石拾い

そして翌日。早朝からバリの寺院にいた。
早くも今日、帰国する。
現地ガイドSGC「384サン、イシノヒトサン!バロンダンスニイクヨ!
(石は、石はどこだ。)

インドネシア 石拾い

バロンダンスを見る。

インドネシア 石拾い

その後、海岸のある公園へ向かう
。なぜ行ったのかは、忘れた。
(海、、。石、、。)

インドネシア 石拾い

海に到着。またしても綺麗だ。384も満足している。
(384と徐々に距離をとり、SGCにばれないように石拾いを開始。

インドネシア 石拾い


SGCが僕に近づいてきた。
「ナニシテルノ?

やばい。もうばれた。
怖い。


(昨日はレンボンガンガイドと一緒だったから知らないんだな、、まあ384にもばれてないのだけれど、、。

観念して答えた。
石の人「SGC、石を拾っているんだよ。
SGC「エ、ナンデ? 
(この返しは万国共通か、、。)
石の人「石ってそれぞれ個性があっておもしろいだろ?それを集めて楽しんでいるんだよ。
SGC「イイネ!
石の人「えっ?いいの?
SGC「イイネ!バリニモ、イシノムラアルヨ。
石の人「えっ?石の村?
SGC「ソウ。バリニハ、イシノチョウコクヲツクル、ムラガアル。
ワタシノムラハ、キノムラ。」
石の人「木の村。

そういえば、一日目、SGCの実家に少しお邪魔した際に、SGCが作った木彫りのエビを見せてもらった。石の村もあるのか。プリミティブだよ、インドネシア。

インドネシア 石拾い

日本人だって、枯山水や庭石、水石など、どの国よりも石に親しんできたはずではないか。京都に行ったら、みんな有り難く鑑賞しているじゃないか。なのになぜ落ちている石には目もくれないのだ。

いや、インドネシアの人も、落ちているただの石ころには恐らく興味が無い。むしろ日本人より無いのかもしれない。自然が近い程、当たり前の光景だから。
むしろ石拾いを必要としているのは、都会に生き、ストレスを抱えた人々なのかもしれない。

インドネシア 石拾い

日が暮れてきたので、夕飯を食べに海岸のレストランへ。

インドネシア 石拾い

384とSGCと、ビンタンビール。

インドネシア 石拾い

良い夕日だ。384さん、帰りましょうか。


海で拾った石2|インドネシアの海

インドネシア 石拾い

バリ島でこっそり拾って、家に持ち帰った石はこんな感じ。

インドネシア 石拾い

寄りのカット。
またしてもゴツゴツしている。
→いままでに拾ったいろいろな石

今後も海外に行った際には石調査をしようと思う。


次回は、石に祝福された男TADAが、ついに北陸から動き出した。
伊豆へ!沼津へ!御前崎へ!武者震いがとまらぬわ!静岡遠征石拾いの巻。
乱獲無双はやめとくれー。





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石の人について

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今回の石の人のおすすめ

(2022 10/16)
リュック・ベッソン

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おすすめの石の本

なんとなく気になる本


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2019年11月2日土曜日

福井へ、とても穏やかな海の水中で石拾い。 |石の光と海の音|

石の人

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石拾いの旅|福井の海






2019年8月3日。

夏の日。とても穏やかな海。凪。
透き通った海水。水中で石拾いもできる。

蝉の鳴き声がもう懐かしい。
思い出が、光と音で蘇る。石拾い日記、その六十八になるはずの、動画記録。


福井県 石拾い

〜とても穏やかな海、水中で石拾い。〜

心も、凪。

→いままでに拾ったいろいろな石





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