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石の人
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石拾いの旅|石川県の海岸
2017年8月13日。
まだまだ続くよ、TADA・サラブレッドKとの石の旅。
本日は福井ではない。県をまたいで石川まできてしまった。
福井ほど、海岸をまわりきったわけではないが、いい石の浜がいくつもあるのを知っている。さあさあサラブレッドKは石川でどんな石を拾うのだろうか。
ころころころ〜〜。
TADAもKも僕も、石を黙々と拾い続け、とりあえず選別前に並べてみた。福井も石川も最近よく拾う海岸なので、できるだけ量は減らしたい。そろそろ必要のない石を返す旅に出たいのだが、正直なところ石でリュックをずっしり重たくさせて、出発することにかなり抵抗がある。なのでまだ一度も返却石を持っていったことはない。
さて、それでは拾った石だが。
TADAにとっては地元に近く、慣れ親しんだ土地にも関わらず、この集中力だ。石に祝福された男、TADA。負けた、、今日は完全に負けたよ。
それにしてもこの写真の向き、本当は横で撮ったつもりのものだ。それすら直すことを億劫に感じる自分に嫌気がさすぞ。喝!!
それにしても、量と並べ方にも問題があるだろうが、TADAとの差がお分かりだろうか。わかってたまるか。いや、これはひょっとしたら僕がTADAを特別視するがあまり、石がよく見えてしまっている可能性がある。できるだけそういった先入観は持たずに見ようとしていたが、何やら石を見すぎてもう何がいいのかわからなくなってきたらしい。特にこういった石たちは難しい。青森の石ばかり引き合いに出したくはないが、奴らは違う。海岸に降り立ち、石を見た瞬間、ビビビっとくるものがある。レベルが違う。拾わずにはいられない。もはや選別する必要がない。拾ったあとは大事に握りしめ、落とさないことだけに注意をはらい、そわそわする。
しかし、いい石とそうでもない石の差が少ないこのような海岸では、その微妙な違いの中から見出していく石世界が、刻一刻と変化する自分の心情によって揺らいできてしまうのだ。ああ石の神様よ。なんてことだ。
しかし、いい石とそうでもない石の差が少ないこのような海岸では、その微妙な違いの中から見出していく石世界が、刻一刻と変化する自分の心情によって揺らいできてしまうのだ。ああ石の神様よ。なんてことだ。
あれ、こうして並べると、結構ええやん。どうしたどうした、待て待て、かなりいいのも2つはあるぞ。
どないやねん。
海で拾った石|石川県の海岸
持ち帰った石がこちら。うーん。やっぱり普通かも。
石聖への道のりは長い。(石の悟りを開いた者)
寄りのカット。左上の石は時空が歪んで、ワームホールのよう。左真ん中の石は、ミントチョコのよう。今でもお気に入りの石はその二つくらい。
以上、安宅海岸で石拾い。
そろそろTADAともお別れ。グッドバイ。その前に、まだちょっと時間があるみたい。最後は福井で石拾い。
ギリギリまで石を拾うやつら。
ごきげんよう。
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