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石の人
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石拾いの旅|静岡県の海岸
2017年4月30日。
西伊豆の二箇所で石拾いを終えた翌日。
TADAと石拾いの旅はまだまだ続く。今日は沼津、御前崎の二箇所で石を拾う予定だ。まずは沼津。
僕は一度行ったことのある海岸、千本浜へ行く。
千本浜には変成岩が多くある。TADAは前調べしていたらしく、楽しみにしていた。福井にはあまり変成岩がないらしい。僕もあまり詳しくはないが、確かに見た覚えはない。
前回千本浜で石拾いした時も、知ってはいたが、特に意識せずに拾っていた。のちにその良さに気づき始めるわけだが。
変成岩については、後ほど説明します。
TADA「さあ行くか。」
ブーンブーンブーン。
ころころころ〜。
落ちている石は、こんな感じ。遠目は恒例の駐車場。
もっと寄りの写真を撮っていれば分かりやすかったのだが、忘れた。TADAの言っていた通り変成岩が多い。
変成岩とは、既存の岩石(火成岩・堆積岩)が変成作用(高温や高圧によって岩石の組織が変化する作用)を受けてできた岩石のことである。
なので、ぐにゃ〜と押し潰されたような、曲げられたような、模様が多い。その解釈であっているかはわからないが、多分そうだろう。
その変成岩にTADAがめずらしく興奮している。
TADA「いい、いいぞ。」
僕も面白いとは思うが、そこまで感動もしていなかった。
ころころころ〜。
いつ見ても、濡れた石は魅力的だ。
ころころころ〜。
癒される。
寄りのカット。
まあそう言っても、石拾いしない人にとっては、ザフツーノイシ。やはり青森の石、福井の石に比べて、魅力は伝わりづらい。
TADAのように、福井などでカラフル堆積岩やきらきら瑪瑙を毎日のように拾ってきた人からすると、逆に、こういう渋い石に魅力を感じるのだろう。
千本浜、また行きたくなってきた。
次回は、引き続きTADAと静岡で石拾い、デザイナーEのテリトリー。
ごきげんよう。
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(2022 10/16)リュック・ベッソン
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