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2020年11月29日日曜日

石を求めて、変成岩。静岡県の海岸 |思い出その四十三|

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石拾いの旅|静岡県の海岸




2017年4月30日。

西伊豆の二箇所で石拾いを終えた翌日。
TADAと石拾いの旅はまだまだ続く。今日は沼津、御前崎の二箇所で石を拾う予定だ。まずは沼津。
僕は一度行ったことのある海岸、千本浜へ行く。
千本浜には変成岩が多くある。TADAは前調べしていたらしく、楽しみにしていた。福井にはあまり変成岩がないらしい。僕もあまり詳しくはないが、確かに見た覚えはない。
前回千本浜で石拾いした時も、知ってはいたが、特に意識せずに拾っていた。のちにその良さに気づき始めるわけだが。
変成岩については、後ほど説明します。

TADA「さあ行くか。」

ブーンブーンブーン。


着いた。いい天気だ。
空と海が美しい。そしてミニマル。
さあ、さっそく石拾いしますか。


釣り人がちらほら、邪魔をしないように石拾いします。

ころころころ〜。


落ちている石は、こんな感じ。遠目は恒例の駐車場。
もっと寄りの写真を撮っていれば分かりやすかったのだが、忘れた。TADAの言っていた通り変成岩が多い。
変成岩とは、既存の岩石(火成岩・堆積岩)が変成作用(高温や高圧によって岩石の組織が変化する作用)を受けてできた岩石のことである。
なので、ぐにゃ〜と押し潰されたような、曲げられたような、模様が多い。その解釈であっているかはわからないが、多分そうだろう。
その変成岩にTADAがめずらしく興奮している。

TADA「いい、いいぞ。」

僕も面白いとは思うが、そこまで感動もしていなかった。

ころころころ〜。



水質は福井ほど綺麗ではないが、そこそこ綺麗。愛知よりはもちろん綺麗。(たしか愛知には日本ワースト1の海水浴場がある)


いつ見ても、濡れた石は魅力的だ。

ころころころ〜。

癒される。


石の間から植物が。なんかいい感じ。


拾った石はこんな感じ。変成岩がおそらく、、、2つしかない。左上と一番右の石。多分。僕にはしっかり石を見分ける力がない。もっと勉強しなくては。
TADAはたくさん変成岩を拾っていた。僕も、もっと拾えばよかったなあ。今になって後悔。TADAの拾った石をまた撮り忘れたのも後悔。


海で拾った石|静岡県の海岸


持ち帰ったらこんな感じ。後に見ると意外といいんだ、沼津の石は。前回もそうだった気がする。
おそらく現地では変成岩だらけでありがたみがないのだが、持ち帰って他の石と並べると、その特徴、個性に気づく。そして高密度な物質としての存在感に引き込まれる。


寄りのカット。
まあそう言っても、石拾いしない人にとっては、ザフツーノイシ。やはり青森の石、福井の石に比べて、魅力は伝わりづらい。
TADAのように、福井などでカラフル堆積岩やきらきら瑪瑙を毎日のように拾ってきた人からすると、逆に、こういう渋い石に魅力を感じるのだろう。


千本浜、また行きたくなってきた。



次回は、引き続きTADAと静岡で石拾いデザイナーEのテリトリー

ごきげんよう。





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