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石の人
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Toumo
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石拾いの旅|静岡県の海岸
2017年4月29日。
仁科海岸の次は、瀬浜海岸。今日はこれで石拾いを終える。ネットで調べると、堂ヶ島のトンボロとある。トンボロ、、?トンボロってなんだ。何か分からないけれど、ちょっとワクワクする。
TADA「さあ行くか。」
スタスタスタスタ。
ちょ、TADAさんちょっと待ってよ〜。
なーんだかすごい光景。これは期待が高まる。
何だあ、この植物は、木漏れ日が美しい。
浜に出たぞ。付近に草木が生え、いつもと雰囲気の違う浜だ。
TADAが石を探し始めた。
は、、、早い!TADAはいつも僕より早く石を拾い始める。
ぐぐぐぐぐぐ。
僕はいつも景色を見る。写真を撮る。もちろんこの日記を書くためでもあるが、まず、海岸の風景を味わう。
トンボロとは、本土と島を繋ぐ、砂州のことらしい。潮が引くと現れるらしいが、今日は満ちているようだ。右手奥に見えるのが島だろうか。潮の満ち引きや見る角度によって、島が三つや四つに見えることから、三四郎島と言うらしい。写真が少なく記憶もない。
日が落ちていく。さっさと拾え、と。
さてさてどんな石が落ちているのだろうか、、。
TADA「駐車場だな」
僕の台詞を取らないでいただきたい。
いやあ、というか全部同じ石じゃないの、これ。
全部グレーの、ざらざら、つぶつぶとした火成岩?ではないか。
もはや駐車場ですらない。和食屋とか居酒屋の通路の一角にある、謎のお庭スペースにある、人工的に感じる石。
いや、そんなことを言っていると、日本の石ころ標本箱の、心の渡辺先生に喝を入れられそうだ。
ここにある石はもちろん自然の石なのだ。
しかし、石だけを見て、拾うかと言われると、僕はまだそのレベルには達していない。
すっかり日も暮れた。
TADA「そうだな」
海で拾った石|静岡県の海岸
何だか逆に尊い気がしてきた。
ただの石ころ、ザフツーノイシ。
え、これで西伊豆編終了、、?
TADA「はい」
あららー。
次回は、何でしょう?
ごきげんよう。
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(2022 10/16)リュック・ベッソン
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