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石拾いの旅|静岡県の海岸
2016年8月7日。
石拾いをした頃の記憶がどんどん遠くなっている。 ただでさえ随分前の話なのに、二十回以降の石拾いとなると、石拾いにかなり慣れてきて一回の石拾いに対する想いが弱まりつつある。
石との新鮮な出会いや驚きが徐々に少なくなっているので、仕方が無いと言ってしまえばそれまでなのだが、かといって石拾いの熱は冷めている訳ではない。
早く思い出日記を全て終わらして、石を拾いに行き、気持ちが新鮮なうちに日記を書いてしまいたい。
いままで、たくさんの石拾いを行ってきた。大半が渡辺先生や宮田先生の著書、そのお仲間のブログから情報を得たスポットでの石拾いだ。
そろそろ、それにも限界がくる。青森、新潟、福井、静岡と、拠点である名古屋から、旅行のついでや石を拾うためだけに、行ける範囲で色々な海岸に足を運んできたわけだが、一番近い場所でも電車で軽く3時間はかかってしまう。かといって愛知県の海に石が拾える海を未だに発見できずにいる。なぜだ。なぜ石が無いのだ愛知県。
愛知県にはない、、となると近場の海岸は結局静岡県になってしまうのだ。
しらみつぶしに駅から海へ出てはまた電車に乗り、、。みたいなことをしても良い石と出会える確率は非常に低く、絶望感に包まれながら今日もgoogleさんで検索をかける、、。
車は使わないので、気になる駅近の海岸をgoogleMAPで見つけて、海岸名で画像検索。
すると、海水浴や釣りや、ビーチコーミングといった海岸の写真がたくさん出てくるので、その中で石があるかどうかを確認する。「〇〇海岸でこんなに大きい魚を釣りましたー!」みたいな感じで魚を地面に置いた写真があればラッキーで、地面に目を凝らし、そもそも石があるのか、どんな石があるのかをチェックする。
車は使わないので、気になる駅近の海岸をgoogleMAPで見つけて、海岸名で画像検索。
すると、海水浴や釣りや、ビーチコーミングといった海岸の写真がたくさん出てくるので、その中で石があるかどうかを確認する。「〇〇海岸でこんなに大きい魚を釣りましたー!」みたいな感じで魚を地面に置いた写真があればラッキーで、地面に目を凝らし、そもそも石があるのか、どんな石があるのかをチェックする。
石拾いをしている人の中には、地質や水系を調べたりして、海岸に目星を付けている方もいるのだろうか。僕にはさっぱり分からないし、意欲も湧かない。なのでこの方法しか無いのだ。
なんとなーく、石のありそうな海岸を見つけた。静岡県の用宗海岸。
決まったら早速、出発しますか。
名古屋駅から用宗海岸最寄りの用宗駅までは普通列車で3時間弱。近場と行ってもそこそこの距離と時間。石に想いを馳せながら、音楽でも聞いて電車に揺られるのは悪くないものだ。
今回は本当に良い石があるかどうかの確証もなく、ひょっとしたら石ころ一つ落ちていない可能性もある。google画像検索で検索しているにも関わらずそのような事がなぜか起きてしまうのだ。
それでも、一度も行った事の無い地、海岸に行くのはわくわくするもの。この日記を書いていたら、また一人で石拾いに行きたくなってきた。
ゴトゴトゴトン。ゴトゴトゴトトン。
用宗駅に到着。用宗海岸へは、かなり近い。良い石があったら最高だなー。と思い歩く。
しかしここで重大な事実に気づく、、。今日は8月7日。そう、真夏。海水浴シーズン真っ只中だ。そんな予想は容易にできたはずなのだが、石拾いがしたいがあまり、あまり考えずに出掛けてしまっていた。まさかの失態。
石の人にとって、海水浴シーズンほど邪魔臭いものはない。ただでさえ海で石拾いする時は、散歩している人や釣り人に変人扱いされないように気を使うのに、海水浴シーズンとなると集中して拾えないほどの人で溢れている。(当たり前だ)
海岸に到着。
海水浴場としてメジャーでないのかそこまで人はいないが、それでもオフシーズンに比べると人の数は比べ物にならない。(当たり前だ)
真夏に海水浴以外の目的で海にくる人は皆無だ。男一人で何やらじっと地面を見つめて何かを探している状況はかなり目立つ。多分本当は誰もそんなこと気にはしていないだろう。自意識過剰も甚だしい。しかし石を拾っていると、一体自分は何をやっているんだという思いと背徳感が相まって、どんどん人の視線が気になるものだ。いかん。このままではいつもの30%の力も発揮できないではないか。
しかし侮るなかれ、伊達に石拾いをやってきたわけではない。僕はいろいろな人物像にメタモルフォーゼする。
忍法!軽く散歩をしに来た地元民がお魚の水槽に入れる手頃な石ころを探しにやってきたの術!
忍法!最近始めた、心やさしいビーチコーマーがやってきたの術!
忍法!地質学を学んだ何かしらの人物が何かしらのサンプルを採りにやってきたの術!
忍法!自然を取り入れる謎の現代アーティストが素材を探しにやってきたの術!
むむむ、多少無理があるが、石拾いは堂々としていなければいけない。コソコソやっているのが一番怪しいのだ。
海岸には、全体的に茶色やグレーといった暗めの石が落ちている。そんなに広い海岸ではないし、じっくりと立ち止まることもしていないので、端から端まであっという間に到達してしまった。うーん、良い石がない。
とても暑いし人も多いので、あと1往復くらいして石拾い終了。
海で拾った石|静岡県の海岸
拾った石はこんな感じ。
寄りのカット。
全く良い石が拾えなかった、、。と思っていたが、家に帰って見てみると一番上の茶色い石が削る前の鰹節みたいで、なかなかいい感じ。
石は拾った後に趣深くなったりするからそこが面白い。
もう一度石拾いに行きたい海岸かというと、、そこまでではないかな。用宗海岸ごめんなさい。
次回、思い出その二十六は、
サラブレッドKに会いに東京へ。
その前に沼津へ寄り道。
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