石の人
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Toumo
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石拾いブームが来るかもしれない
どうも、石の人です。
石のみなさま、石ではないみなさま、お元気でしょうか。私は元気です。
さて、石拾いブームが来るかもしれません。いや、もう来ている説があります。石拾いブームって何やねんとは言わせません。このブログをご覧になっている時点で何かしら石に興味を持っておられるでしょう。
いらない目次
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1. ただの石ころアカウント
当ブログ『石と海』は2016年8月18日が初投稿で、現在6年目を迎えています。
ブログを始めて少し後、インスタグラムにて石だけをひたすら投稿する石の標本アカウントを作りました。(石標本(Instagram))
当時は鉱物や宝石、水石や盆石(水石については、拾った石をどうするの?で少し説明しています)のアカウントはあっても、ただの石ころをひたすら投稿するアカウントは、身近なところで私の石拾いのきっかけを作ってくれた会社の同僚デザイナーE、石と海にやたらと登場するTADAのアカウントくらいしか、なかったように思います。気づいてなかっただけかもしれないですけど。(その可能性は高い)
とにかく、石ころアカウントはとても少なかったわけです。まあそりゃそうでしょう。ちなみに勝手にリスペクトしている石の方々、宮田珠己さんやアズッキさん(なぜかアルファベットで打とうとするとバグってしまいます、読み方違っていたらごめんなさい)もSNSで石投稿をされていました。宮田さんは、ただの石ころを拾い愛でる趣味を各地で石拾いをしながら興味深く解説されている『いい感じの石ころを拾いに』を出版されており、アズッキさんはかわいい猫ちゃんと一緒にすばらしい島根の石が投稿されることがしばしばあります。
私が把握する限り、ただの石ころアカウントはそれくらいでした。(いや、気付いてないだけ)
しかし、現在インスタグラムに石ころアカウントが急増しており(本当か?)、みなさんとてもすばらしい石ころたちを投稿しているではありませんか。場所も青森、福井、神奈川と様々で、幸運なことに地元が石の聖地でほぼ毎日投稿されている方から、(うらやましい!)私のように各地を巡って石をコレクションされている方、漂着物や小物の合間に石も集めてらっしゃる方など、多様なアカウントが見られます。
おお、、、これが宮田さんがSNSや著書でおっしゃっていた石拾いブームなのか、、、!?と思いながら生きている今日この頃。(宮田さんはもうすでに来ている、とおっしゃっていますが)近くさらに大きな石拾いブームが来そうな予感がしています。
また別の機会に石の方々の石とアカウントをぜひご紹介したい!と思っています。(いつの日かお願いのメッセージをさせていただきます、よろしくお願いいたします)
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2. 私も石拾ってます
このワード、最近よく聞くのです。石拾いを始めた頃は、話の流れで趣味が石拾いだと伝えると、石?何それ?何に使うの?と質問責めにあったものです。ですが最近は、私も石拾いしています、だったり、とてもいいですね!(嘘くさい)など肯定的な返事がとても多くなってきました。(適当に答えているだけかもしれない)これは皆の心が、徐々に石に近づきつつあるのではないか、と思ってしまいます。(妄想もほどほどに)
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3. ネイルアートと謎との親和性
急にネイルアート!?何を言っているんだこいつは、石を広めたいがために無理やりねじこんできたな、、と思っているあなた、甘いですね。実は石ネイルなるものがすで誕生しているのです。それも、この私の石がモチーフらしいのです。感謝、感謝。ただでさえ理解してもらうのが困難な趣味である石拾い。まさかあのキラキラキラーとしたネイルアートの世界に持ち込んでいただけるなんて!これはとてつもない化学反応なのでは?と、おおげさに考えてしまいます。
私の集めた石が、とても美しくネイルアートにおとしこまれていました。そして、ネイルアーティストの方々にフォローしていていただくことが何故かとても増えました。何か、石に通ずるものがあるのでしょうか。ないでしょう。
しかしひょっとすると、小さな石ころのなかに世界を見出す、なにかに見立てることと、同じく小さなネイルの上に自由にその人の世界を表現することは、非常に近い感覚の上に成り立っているのではないでしょうか。どうなんでしょうか。とても興味深い現象です。また、この石ネイルについても、後日具体的に紹介します。
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4. デジタル化と仮想現実
現在、コロナ禍になって一部の職業はリモートワークが当たり前になり、みなさんおうち時間も増えていることかと思います。旅行も好きな時、好きな場所に行くこともできなくなっています。そしてフェイスブックは社名をメタに変え、メタバース(仮想現実)ブームが一瞬きたこともありました(今はどうなのか分かりませんが)どんどんデジタルが身近なものになり日常に溶け込んでいるように感じます。そんな中、私は感じるのです。人類の物質への憧れを、回帰を。それは服や車や時計を所有したい物欲とは違い、もっと根源的な物質への憧れ。ものに触れたい、感じたい。それを満たしてくれるのが、まさか石なのではないかと無理やり繋げ合わせて、それが石ブームのきっかけのひとつになり得るのではないかと思っています。知らん。
それが理由か分かりませんが、ここ最近、石拾いアカウントも、私のフォロワーも急に増えたと感じます。
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5. 思い出の石
さてさて虚言か何かわからない説をだらだらと書きましたが、石がブームを起こせるほどのポテンシャルを持っているのか、石拾いが魅力的な趣味なのかどうかは、みなさんも実際拾ってみればわかるかも。
まだ石拾いをしたことがなければ、海に行き一つや二つお気に入りの石を持ち帰り、部屋のどこかに転がして、ふと海岸や旅の風景を思い出してみたり、水につけてぼーっと眺めてみてはどうでしょうか。とてもいい時間が流れます。石を握ると落ち着きます。波の音が聞こえてくるかも。多分そんな気がする。自分が好きな形、色、触り心地の石を探す旅に出てみてください。家族、友人、恋人と、旅行ついでに拾うのもいいですが、慣れたら石のためだけに一人で旅に出るのがおすすめです。
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おわり。
私は石ころ探しの旅に出ます。
それではみなさんごきげんよう。
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