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石の人
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石拾いの旅|島根の海
2019年11月24日。
宍道湖で道草石拾いを終え、アズッキさんのおすすめスポットへ向かう。
天気は曇りだがなんとか晴れ間も見えている。今日石拾いを終えるまで、雨は降らないで欲しい。
初めての島根での石拾い、石が雨で濡れてしまっては石の判別がつかなくなってしまう。
石神様、どうかよろしくお願いします。
それにしても島根はのどかでいい。住みたくなってくる。
立て札は、、、倒されていない。よかった。
周りにちらほら住宅があるが、入り口付近は鬱蒼としている。
海岸まで1.3km。なかなかありますね。
TADA「なかなかだね。」
それにしても、ついに、ついに来た、、、。
島根の、念願の、いい石の、海岸!長かった、、。青森の石症候群からどれほどの月日が立っただろうか、さまざまな海岸に行き、石の力の違いに落胆し続けてきた、最近は見た目の派手さや特異さだけではなく、侘び寂びの中にある静かな石の良さも見いだせてきた。しかし、どうしても、忘れられない青森の石の思い出。
もしかしたら島根の石はそれと同等か、ひょっとしたら超えるほどの、、石が、!
今、その石が拾えるかもしれない海岸への入り口にTADAと立っている、、!
ザワザワ、、、。
ここで、僕の靴がコンバース的なスニーカーだと気づいた。昨日行った断崖絶壁の海岸、あそこの斜度の高い道はこの靴のせいで下れなかった。
今回もなかなか険しい道のりだと聞く。途中断念するわけにはいかないので、TADAのニューバランス的なスニーカーを借りることにした。TADAは長靴には着替えている。用意周到だ。
TADA「行くか。」
レツゴー!
ザッザッザッザッザッ。
歩き始めると、確かに遠くに海が見える。あそこまで、下るのか、、。
足下は雑草だらけ。足をもっていかれないように。
松の木が生えていて、いい感じだ。
道、道はどこですか。
コンバースみたいな底がすべすべのスニーカーでここを歩いたらと思うとぞっとする。
にも関わらずズンズン歩いて行くTADA。長靴のパワーと、サッカーと子育てで鍛えられた体幹。
一方僕は仕事もプライベートもPCとスマホを主とする生活。休日たまにロードバイクに乗る程度。うかうかしていると置いていかれちゃうよ!
TADAは両手をポッケに入れながら、ずんずん進む。
危ないよ!
こんな場所が何回かあった。
この日記では海岸の場所を書いていませんが、みなさん、行く際は十分にお気をつけください!
天候が悪い日や体調のすぐれない方はお勧めできません。
石の人は、実も好き。
よーーーーーーい、、、。
、、、、。
今落ちたら人知れず死ぬな。そう思った。
最後、山道から、木の階段になり、降りて行くと、、、。
TADAさん、ついに来ましたね!
、、、、、。
もう拾っとるやんけ!!
うおおおおおおおおおおおおお!
TADAに完全に先を越された。
おそらく10分以上前から石を拾い始めている。TADAに荒らされる前に、早く、早く拾い始めなければ、、、!
コロコロコロー!
遠目で見ても全体が青い! 駐車場とは全く違う、青い石の海岸!!
きたこれ!これはきたのではないか、青森を超える海岸が!!!
岩なのか、海藻なのか、苔のようなものなのか、、青い石と赤い海底、、。
僕がロケーションに目を奪われている隙に、黙々と石を拾うTADA。
TADAAAAAAAAAAAAAA!!!!
大半がうすいターコイズブルーの石と、黄土色の石で構成されている。アクセントで真っ黒な石が、ちらほら。
こんな海岸、今まで一度も見たことがない、、。
木々と岩で囲まれた、閉ざされた海岸。この秘境感が僕をわくわくさせる。
実は今日、このあと宮田先生のお勧めの海岸にも行く予定なので、あまりゆっくり石拾いができない。
なぜ、、なぜなんだ!!青森の時もそうだ。
青森の綱不知海岸に行った時も、宿のチェックインの都合であまり長くはいられなかった。糸魚川海岸も着いたら夕方で、すぐに石は闇に包まれた。
いつもどうしていい海岸の時だけ時間制限付きなんだ、、。
コロコロコロー!!!
なぜだ、、。なぜなんだ、、、!
と気づいた。この海岸、どこか伊豆の菖蒲沢海岸に似ている。
瑪瑙が多いとか、種類の話ではない。この海岸に降り立った時の衝撃は、かなりのものだ。だが、石拾いを始めると、意外といい石が拾えない。
まず、青い石の密度がそこまで高くない。といっても低いわけでもない。七里長浜や、御前崎、七里御浜の石に比べると硬度が低く感じる。しかし感じる程度だ。
そして、石が波で十分に磨かれていない。こちらも別にざらざらというわけではない。同じく七里長浜や、御前崎、七里御浜の石に比べると少しすべすべ感がないように思える。ほんの少しの違いだが。
完全にやってしまった、、。僕は島根の石のハードルを上げ過ぎてしまっていた。
高まり過ぎた石への期待にが、頭の中でありもしない理想石を作り上げていたのだ。本当は申し分ない石の海岸のはずなのに、、。
素晴らしい石拾いの姿勢。僕が無意味な葛藤をしている間に、幾つ石を拾ったのだろうか。
着実に石聖への道を歩んでいるわけだ。
(石聖とは、僕が勝手に妄想する、石の悟りを開いた石の聖人のこと。)
TADAの拾った石を写真に収めておけばよかった。今度福井に行ったら、お願いしてみよう。
では、
ラストスパートといきますか!
コロコロコロー。石コロー。
島根の石、思ったより密度がないとかすべすべしてないとか言って、ごめんさい。本当にちょっとだけなんです。
どんな石も、海岸も、魅力は多様なんだ。
そして、島根の石はかなりカラフルだ。
TADAさん、帰りましょうか。
TADA「そうだな。」
無事、帰ってくることができた、、。
海で拾った石|島根の海
写真では伝わりづらいが、左上の黒い石が、透明のつぶつぶが散りばめられていて、面白い。
ちょっと数が少ない気もする。島根なんて滅多に行けないんだから、もっと拾っておけばよかった。
寄りのカット。せっかく青い石の海岸で石拾いをしたのに、なぜか青い石が一つしかないのが悔やまれる。
形のいい青い石をもっと拾っておくべきだった、、。
青い石は、こんな感じ。
補正前の写真で実際の色と違うので、かなり伝わりづらいが、淡く上品な石。ああ、もっと拾っておけばよかった、、。
何はともあれ、今まで体験したことのない、石拾いだった。次は何年後になるかわからないが、もっと石拾いの腕を上げて(石拾いの腕って何)挑もうと思う。
azukkiさん、ありがとうございました!
次回は引き続き、島根の海の石拾い、
宮田先生お勧めの海岸。
今度こそ、今度こそ、
青森の拾い石を超えたるでー!
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石の人について
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今回の石の人のおすすめ
(2022 10/16)リュック・ベッソン
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