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2022年6月10日金曜日

最終章 青森を超える石ころ探しの旅、茨城の海 〜砂紋の海岸〜 |思い出その百一|

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石拾いの旅|茨城県の海岸



2022年4月9
日。

前回に引き続き石を拾う。
レンタル自転車をモリモリ漕いで、つぎの海岸へ。
インスタDMのTさんに教えていただいた最後の海岸。ふたたび感謝。

千葉から茨城へ。
まだ満足のいく石拾いができていない。インスタTさんはあんなにも美しい瑪瑙の数々を拾われているのに、我々ときたら全く拾えていない。なぜだなぜなんだ。今まで何度も石拾いをしてきたはずなのに、まったく石の力が向上していない。それどころか衰えている気すらする。
私の石力の低下が原因なのか、空前の石ブームにより、日本中のいい石が乱獲されているのか、、。

TADAよ、TADAよ、、君は今何をしているのだろう。コロナになってはや2年。思えばTADAと石拾いに一度も行っていない。TADAジュニアへ石の英才教育もきになるところだ。

橋から見える海が広くて、次なる石スポットでちゃんと石があるのかだんだん不安になる。(インスタTさんに失礼)
そして、いい石が拾えるのだろうか。自信を取り戻したい。あの喜びと心の高鳴りをもう一度。

そして、海岸に着いた。

スポットにつき、しばらく歩くと目の前に立ちはだかる砂の山。
これは、、デジャヴ?
どこかで見た光景だ。
そう、青森の石の聖地、七里長浜の景色とそっくりだ。

そんなはずはない、茨城に聖地があるなんて、、期待をしてのちに絶望したくないので、かすかな希望はぐっととじこめる。ありえない、青森の聖地がここにあるわけがない。
偽物だ!フェイク!と言い聞かせるが、どうしても期待してしまう。
この先に待つ絶望が怖くて登れない。

それではあっしが、、とK、先をいく。
ぐっ、K!またしても石を独り占めするつもりだな。

どうだねどうだね。


384も行く。
待ってくれ、、!


これは、、この強風、どこまでも続く砂浜、似ている、、七里長浜に似ている。しかし石はあるのだろうか。ここからでは見えない。


風の流れによってうまれた砂紋がとても美しい。


きらきらと輝く砂。


砂浜にもたくましく育つ植物。




さてさてさーて、石拾いしますか。
Kと384は見失った。


あれ、、石ない。


これは、、石?
否。石ではなく貝のかけら。と超小石。



どれだけ歩いても石がない。いやあるにはある。
が超小石。



石、、、。



石ないやん。
せつなく吹き荒れる砂。

びゅー



いやそんなはずないよ。だってインスタTさんは拾っていた。しっかりとした瑪瑙を。石を。むむむむ、、、。

もう一度しっかりTさんからいただいたDMの石スポットの指示画像を確認すると、、


GoogleMAPに赤丸がふってある。
もう少し北に、、、。
まさかこの指示画像、そこまでシビアに石の分布が記されているのだろうか、
この光景から石がゴロゴロころがる様は到底想像できないが、指示の通り、北へ歩く。

ああっ!本当だ、めちゃくちゃ石が増えてきた。
すごい、、Tさんの正確な石スポットMAP。

そして、もっとしっかり見ておけばよかったと深く反省した。

遠くの方で、Tと384がうーんと石のない浜で石を探しているのが見えた。
違う!そっちじゃない!北なんだよ!
ここに石があるんだ!
もう夕方、二人は遠くにいて豆粒のよう。
呼ぶこともできない、、、
(今思えば普通に電話すればよかったのだが

二人の分も拾うよ!一人で石拾い開始、

ころころ、、ころころころーーー!!


伝わる写真が全くないが、結構いい石がある気がする。
砂浜に点々と石が転がる感じも七里長浜に似ている。

しかし、転がる石は全く違う。小粒な石が大半で、まだ瑪瑙は見つけられていない。
青森の石の存在感には遠く及ばないが、この海岸、なかなか楽しい。
この海岸にもっと時間を使いたかった。

後悔、、、、。日は暮れていく、、。


ころころ、ころころころ〜

砂紋がとても神秘的で気になってしまう。
石を、石を拾いなさい、、集中!!!!

するとなにやら、きらっと光る何かが視界に入った。

めめめめめめ


瑪瑙!

しかもこの輝きはなんだ、、。
瑪瑙は波打ち際で輝く。
夕陽を反射し、美しい、、、。

うれしい、、もちろん水マジックと夕陽マジックにかかっていることは百も承知だ。
それでも、いまだけの輝きでいい。

これにて、石拾い終了。

K、384と合流、北のほうに石があったと伝えると、言ってくれやと怒られた。そりゃそうだ。
Kはこの海岸ではいい石は拾えなかった。また来よう。

そういえば、384は本日3ヶ所の海岸、石の成果はどうなんだい。サラブレッドのKのことばかり意識してしまって、見せてもらっていなかった。

どれどれ、、私にみせてみなさい。


!!!!!!!!

いい!!

いいぞ384!
いや、いいですね。
いえ、結構なお手前で、、
、、お見それしました。
う〜〜ん、
参りました、、、。

ひとつひとつの石の個性もさることながら、集めた石の調和が半端ない。384さん、、、あなたいつの間にこの力を、、。

384、開眼。

TADA、Kに続き、また石ライバルがここに、、。

どんどん力をつける仲間、そんな中
どうやら、私は石のラビリンスへ。




さよなら、茨城、千葉。またくるよ。


みなさん帰りましょうや。




海で拾った石|茨城県の海岸

こちらが私が拾った石。家に帰って並べてみたら、なんだかいい感じ。真ん中の青っぽい石がきれい。その下が、あの輝く瑪瑙なのだが、やはり魔法が解けた。まあ、悪くはない。あのときの輝きは心の中に。

先ほど超小粒な石だとか、文句を言っていたが、拾ってしまった。いやむしろ、いま自分の中で超小石ブームが来ている。どないやねん。




以上。


サラブレットK、384、また石拾いに行こう。

次回は、東京から帰路のひとり石拾い。

ごきげんよう。





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石拾いが趣味になっていた。

石を求めて旅に出た。

孤独と不思議と癒しが織りなす

石と海の思い出日記。

アーカイブページは下記より。

石と海



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