アナリティクス

2020年3月22日日曜日

島根、石拾いの旅。青森に次ぐ海の石を求めて。 |思い出その七十六|

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石の人

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Toumo

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石拾いの旅|島根の海





去年の11月、島根へ石拾いに行ってきた。
石が、海が、あまりにも良かったので、残りの思い出日記をとばして、記憶が新しいうちに日記を書くことにした。
遠い過去の思い出ではない、石日記。
のつもりだったのだが、すぐに書こうと決めてから、気づけば3月。
遅い。遅すぎる。
なかなかPCを開き日記を書く気が起きない。
もたもたしているうちに福井に石拾いに行ってしまった。

その後、福井の海や石の写真を整理しているうちに、島根の石拾いの記憶も同時に蘇ってきた。

今だ。日記を書くなら今しかない。
それより前の思い出日記は、またいつの日か。


島根県 石拾い


2019年11月23日。

福井にいる。

前日、仕事終わりにバスに飛び乗り、夜中、福井に到着した。TADA家で一泊させてもらい、今日から車で島根に石拾いに行くのだ。

「いい感じの石ころを拾いに」の宮田珠己先生に教えていただいた海岸と、猫と石の方、アズッキさんに教えていただいた海岸へ行く予定だ。

しかし島根をなめていた。TADAも僕もなめていた。福井市から宿泊予定の島根県松江市まで、実に7時間。とても遠い。今回もTADAが運転してくれている。ありがとうTADA。ただただ感謝。


移動時間ありあまるので、ひたすらに石の話を交換する。TADAジュニアとの石拾いの話、福井の石の人に聞いた新しい石スポットの話、最近石の人が全国的に増えている件など。
TADA「ああ、あとインスタで知り合った石の人と海岸で落ち合って、石拾いしたな。


!?!?



島根県 石拾い


インスタで知り合った人と、石拾い、、だと!?!?

まじか、まじなのか。TADAよ。インスタ+石拾いは新型の出会い系なのか?

TADA「いや、福井の海に、石拾いに行くタイミングを合わせただけだ、、。


TADAよ、それを、出会い系と呼ぶのではないか?

最近周りで出会い系アプリで知り合って付き合っただの、そして結婚だの、よく聞く話だ。べつに構わない。

しかしTADAは、結婚しているではないか、一人息子もいるではないか、、、!

TADAAAAAAAAAAAAAAAAA!



詳しく聞くと、どうやら同い年か年上の石の人と、一緒に石拾いしながら石の話をしただけらしい。現地集合現地解散。
よかった、、。



いつかあるとは思っていたが、まさかTADAが先に実践するとは思わなかった。少々憧れていた、見知らぬ石の人との石拾い。
海で落ち合い、石を拾い、海で別れる。それ以上は詮索しない、石と人の集いである。


孤独な石拾い。
気の会う仲間との石拾い。
そしてもう一つ、石の人同士の新たな繋がりが、一期一会が、生まれようとしている。これもまた石の人が増えたことによって見られる光景なのか。

それにしても本当に増えてきた、石のインスタアカウント。どこかで爆発的に増えそうな、そんなことないような、予感。
そうすればTADAのような示し合わせは無くとも、ふらりと石拾いに行けば誰か一人はネット上で知った石の人がいる、なんてことも起きそうだ。

あり得る。かなりの確率で。石の人が増えれば、数少ない石の浜で、誰一人石の人がいないほうがおかしい。それほどに石の浜は少ないのだ。四方が海に囲まれている島国であるのに、一体満足のいく石拾いが出来る海岸が何ヶ所あるだろうか。恐らく厳しく見れば両手で数える程度だろう。
もちろん駐車場な海岸※を含めたらそこそこあるが、それでも石のない浜、コンクリート護岸されている海岸のほうが圧倒的多数である。
駐車場に転がるような、なんの変哲もない石の群れで形成された海岸。しかし最近はそれもまたよろし。意味不明で詳しく経緯を知りたい方は過去の日記を始めからどうぞ。石拾いのい出

この先全ての浜が護岸され、石拾いは、行く行く消え去る運命にあるのか。全ての浜が消え、潜って石を拾う日が、そう遠くない未来なのか。しかしそれも、災害対策ならば、仕方のないことだ。

途中サービスエリアで肉まんやお菓子を食べたりして、またTADAとの石談議が繰り広げられた。

島根県 石拾い

朝霧が濃い。

島根県 石拾い


もうすぐ石拾いができると思うとわくわくする。久々に高揚する。思えば、青森以来エキサイティングな石拾いはあっただろうか。癒しや、嗜みとしての石拾いはもちろん満足しているのだが、あの、得も言えぬ海に着いた途端発動する石拾いの衝動。家へ、全く帰る気のしない、石ストイックな心理状態。覚醒。石ゾーンと呼ぶにふさわしいあのモードに突入したい。


そして、宮田先生とアズッキさんという力強い裏付けもさることながら、「島根」というワードはなぜか青森レベルの期待を孕んだ、不思議な力のある言葉だ。

島根県 石拾い



宮田先生とアズッキさんの石スポットは明日行く予定で、今日は私とTADAがgoogleマップの衛星写真で地道にさがしたスポットと、ほかの石の人々がブログやSNSで紹介している石スポットに出来る限り行く予定だ。

もちろん、その辺りはオードブルに過ぎない。メインディッシュは宮田先生とアズッキさんの海岸に決まっている。宮田先生は、はっきりとこう仰っていた、「島根の石は青森に匹敵する」と、、、!!!しかも島根の石の投稿に対してのコメントだ。圧倒的なエビデンス。
まじか。まじなのか。青森が憧れの聖地、福井が隠された聖地とすると、島根は未知の聖地、そんな感じなのだ。
いや、それは石の人の住む場所によるでしょうという正当なツッコミはやめてほしい。
単純に、行ったことがないからわくわくするだけなんだ。まだ開拓されきっていない、石の聖地が存在することに、、!





ファーファーファー。
ファーファーファー。

無駄に熱くなっている二人を、鳥がさらりと迎えてくれた。


島根県 石拾い

ようやく島根県に入ったようだ。

島根県 石拾い

島根の昼食で、何故かピザを食す。

島根県 石拾い

長い。石日記の、石を拾うまでの前段が長い。しかし石へ思いを馳せる、その時間も石拾いの醍醐味なのだ。
恐らくTADAはgooglemapの衛星写真だけでどれだけ想像を巡らせただろうか。脱帽と感謝。

島根県 石拾い

島根県 石拾い


さて、お目当ての海が見えてきた。

駐車し、海岸へ降りる。
一つ目の海岸、駐車場でないことを祈る。

それにしても人がいない。

島根県 石拾い

写真では伝わりにくいのだが、かなり水質が良い。
福井の海も綺麗だが、それを超えそうなくらいの透明度。
人が少ない町ほど海は綺麗になる。気がする。
鳥取もまた、青森に匹敵するほどの人の少なさ。福井県民のTADAでさえ驚きを隠せない。これは決してディスではない。
そして、青森のように石の聖地化が進んでいない分、人知れず転がる石たちが期待できるのではないか。

おおお、、、。

島根県 石拾い


おおお、、。
おお、、。

こ、これは、、。
石、ありますか?TADAさん。

島根県 石拾い

TADA「無いな。」

ですね。

島根県 石拾い

島根の石拾い、完。



→いままでに拾ったいろいろな石




冗談です。
前段で疲れてしまったので今回はここまで。
石情報を求めて読んでいただいた方には、大変申し訳ない。

次回は、

島根の神秘に石の人とTADAの鼓動が高まる!






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石の人について

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今回の石の人のおすすめ

(2022 10/16)
リュック・ベッソン

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おすすめの石の本

なんとなく気になる本


石拾いが趣味になっていた。

石を求めて旅に出た。

孤独と不思議と癒しが織りなす

石と海の思い出日記。

アーカイブページは下記より。

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